━大工、工務店のプライドでWB工法の家を━
WB(ダブル・ブレス)工法の詳細は別途資料に委ねますが、一言で申し上げるなら、多湿の日本にあって、部屋に換気設備やエアコン類を付けなくても常に50~60%の快適湿度を保つことのできる木造住宅を意味します。室外の湿度が90%以上であっても木陰にいるようなサラッとした新鮮な空気に包まれるのです。
多くの住宅を手がけてこられた皆さん、信じられますか。
「夏は涼しく冬暖かい」―こんな画期的な木造住宅の建築工法を発見されたのは、長野県で長く大工棟梁の経験を積まれた方でした。きっかけは「木造の家は冬に寒い」という声だったといいます。
どうしたら課題を解決できるのか。一技術者としての素朴な疑問から、小さな実験棟をつくり研究、あるいは現場での改良や工夫を重ね、得たデータを緻密な分析を加えたりしてこの工法にたどりつきました。
この間約2年。
自然現象の壁透過と上昇気流の相乗効果、それを制御することによって実現したWB工法は、電気などのエネルギーを一切使わなくても、室内でさわやかさを感じることのできるシステムなのです。
研究成果は信州大学や九州大学が学会にて相次いで発表され、大きな注目を浴びました。「居室に換気設備を付けなくても良いWB工法の家」として2006年に国土交通大臣の認定も受けております。
2023年、2024年の夏、「WB工法の家」築25年と築10年のお宅に伺いました。世間が猛暑に泣かされたなかにあっても、両家ともエアコンは使わず、扇風機だけで過ごしておられました。
「今年は異常な暑さですが、外から家の中に入ると、スーッと涼しさを感じます。寒い日には、やわらかい暖かさを感じます。家の中に置いている鉢植えの花が毎年咲いているのは、人も花も居心地がいいのだと思っています」。築25年になる下関市内のK・Sさんのお話しです。
WB工法の家づくりは「住み手のための家づくり」です。システム的にマニュアル通りに施工しなければ、その能力・効果は発揮されません。だからこそ、皆さまの確かな技術が必要とされるのです。
その点を十分に認識していただき、皆さまのプライドにかけて、WB工法の家に挑戦いただければ幸甚です。
私が材木店としてこのWB工法の家を推薦する動機の一つは、高温多湿の我が国にあって、木材が常に乾燥状態にあることです。家づくりで、このことは最も重要なことなのです。さらに室内の湿度を50~60%に保つことができるということは、茶室や別荘など一定期間締め切っていることの多い家でも、室内の空気が入れ替わり、サラッとしていることを意味します。
さらに申し上げれば、寝起きが悪い、朝疲れが残りがちとおっしゃる方の多くは、寝室の空気の質の低下が起因しているのではないかということです。この工法による空気の質の向上は、家庭・室内にこもる独特な臭いも排出していることも実証されています。
換気設備がなくても、四季ごとの季節の風と共にさわやかな朝を迎えられるWB工法の家。何卒ご理解、採用賜りますようお願い申し上げます。
松倉 守拝
福利産業株式会社
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